
休暇の間に読む本が無いので買ってしまいました。まあ日本語環境でD&Dをプレイすることはないだろうし・・・。
ざっと読んでみましたが、D&DでDMをする為の本というだけではなく、GM全般に参考になる要素がかなり書かれていて、とても面白いです。セッションの運用の仕方、シナリオの作り方、キャンペーンの作り方などは体系的、実用的、丁寧に書かれていて、どのようなシステムで運用するにしても参考になると思います。
プレイヤーのタイプ(演技派、パワーゲーマー・・・etc)が分類されていて、それぞれどういう内容に興味を持っていて、どういう内容だと退屈するかなどの分析が書かれているのは面白いです。もちろん人間は複雑なので、君はこれ、あなたはあれと白黒つけられるわけではなく、それぞれこれらの要素を少しずつ併せ持っていると考える方が自然です。ただ、その為にこの分析には意味が無いというわけではなく、これをプレイヤーがTRPGに対して感じる魅力や退屈のリストとして読んで、できるだけ色々な魅力をバランス良く配分するようにシナリオやセッションを考えるのが良いでしょうね。
興味深かったのは、この本がキャラクターに入った演技を推奨していることです。もちろんグループがどの程度までロールプレイに興味があるかに合わせてするべきと書かれていますが、NPCとして発話したり、重要なNPCには固有の声音を使うのも面白いとまで書かれています。
MMORPGのWorld of Warcraftには、ロールプレイをしながらプレイしたいプレイヤーの為のサーバーも多数用意されており、キャラクターに入ってプレイするということには国を問わず需要があるのだということがわかります。要は、場の雰囲気に合わせていきすぎたりやりすぎたりしないようにしないことが大事なのだということですよね。
ロールプレイだけではなく、演出も工夫するようにアドバイスされています。例えば、「命中判定がX?じゃあ当たった。ダメージは30?じゃあ死んだわ」というのは避けるべきで、どのように命中したかや、ダメージが与えられた様子についても表現するのが良いとされています。これもやってみるとその場で考えるのは結構難しいんですけど、効果的だと思います。
冬休みの間に読んでおこうかと思います。D&D関係は買い出すときりがなさそうなので、この本で打ち止めかな・・・。

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